キック&ラッシュという戦術については、イングランドにおいて、
もっとも主流なプレースタイルではないでしょうか?
しかし、現代サッカーは、ポゼッションやショートカウンターが台頭している為、
なかなかお目にかかる機会も少なくなりました。
(サム・アラダイス監督)
キック&ラッシュ=ロングボールを放り込むサッカーということで、
非常に単純かつ、シンプルな戦術と言え、ビッグ・サムことサム・アラダイス監督や
トニー・ピューリス監督などが、この戦術を好んで使っていました。
(特にデラップ砲は有名ですね。動画貼っときます。)
戦術理解力やIQ、足元のスキルというよりも、身長や筋力、走力が
求められる戦術ということもあり、彼らのチームには、筋骨隆々な選手が多く、
在籍していました。
サッカーの内容的には、単純さゆえのつまらなさを指摘されることも多く、
古典的などの評価を受ける場合も多い上、肉弾戦となりやすいので、
ラグビーのようだとも評されることもあります。
しかし、下位チームがポゼッションなどを駆使する強豪クラブと渡り合うには、
こういった戦術無視の挑み方をする方が良い結果を出す場合も多く、
必ずしも悪手とは言えないのが現状としてあります。
こういったクラシカルなチームが存在するのもプレミアリーグの面白さの1つだと
思いますし、意外とジャイアントキリングを起こすのもこういったチームなので、
チェックしてみるとより面白いと思います。
Rory Delap - A Heartfelt Tribute to the Beautiful Game
マツコと有吉の番組でも特集されるぐらい、とんでもないスローイングです。
このデラップ砲に加えて、当時のストークには、191㎝のFWリカルド・フラーや、
CBには、190超えのフートやショウクロスがいましたから、セットプレーは、
圧巻でしたね。
是非、チェックしてみてくださいね!