チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦では、私が注目している対戦カードがあります。
それは、2月18日に行われる
リバプール対アトレティコ・マドリードの試合です。
クロップ監督もシメオネ監督も私が尊敬している名将なので、どんな采配をするのか楽しみで仕方ありません。笑
リバプールは、プレミアリーグで圧倒的な強さで、2位との勝ち点差を大幅に広げている。対するA.マドリードは、リーグ戦で苦しんでおり、例年よりも低い順位に位置しているため、CLに賭ける思いは強いはず。
今回は、注目すべきポイントと注目選手などの見所を私なりに書いていこうと思います!
リバプール編
★強みでもあるゲーゲンプレス
リバプールといえば、前戦から積極的にプレスをかけ、その後ろが連動して動き、相手のボールホルダーとパスの受け手を制圧していくゲーゲンプレスが有名ですね。
アトレティコは堅守のチームなので、先制点が欲しい。
なので、できるだけ高い位置でボール奪取を狙うはず。
間違いなくどこかのタイミングで発動してくるでしょう。
★両サイドバック
相手は4-4のブロックで守備を固めてくるチームなので、シンプルにサイドから中に入れる攻撃はより重要な攻撃になる。
リバプールは他のチームと比べてもサイドバックのレベルが極めて高いので、サイドチェンジやビルドアップで相手を揺さぶりながら、高い位置を取り、質の高いボールを中に入れると脅威。
★マイボールの時間をどう使うか?
シメオネの A.マドリードは、ボール支配率に強いこだわりを持っている訳ではなく、カウンター重視の攻撃が主である。
おそらく、リバプールがボールを保持する時間が長くなると予想される。問題はこの時間をどう使うか?だ。
中途半端な攻撃で終わってしまうと、サイドバックも高い位置を取るチームなので、奪われた後のカウンターは避けたい。
★3トップの個の力
シメオネの守備戦術は素晴らしい。
4-4ブロックのゾーンディフェンスは、しっかりと統制できており、あの守備網を突破するのは難しい。
しかし、統制された守備の弱点は、個の能力です。
私のイメージでは、シメオネはバルセロナとの相性が悪く、メッシのイレギュラーなプレーにより、ゴールを奪われているイメージがある。
リバプールには、1人で守備を崩すことができる選手が、前線に3人もいるので、かなり期待ができる。
*チェック選手
サディオ・マネ
個人の力で守備システムを崩壊させることができる選手。
ドリブルもスピードも決定力もある選手なので、得点を奪うには持って来いの選手です。
彼の圧倒的な個の力は勝利を呼び込む。
アトレティコ編
★粘り強く、アグレッシブな守備
シメオネが長く築いてきたこのサッカーは相手の脅威だ。
前線の選手も守備意識を持ち、全員で守ることを徹底している。
粘り強く 守り続けていれば、相手に隙が出る。そこを攻撃時に活かしたい所だ。
★シンプルな攻撃
理想は前線2枚で得点を取ること。
シンプルな裏抜けやクロスなどの攻撃を重視しているだけに、攻撃陣の主力3人の負傷は痛い所。
★全体の守備意識
守備では、如何にリバプールの前線3人を自由にさせないかが鍵を握っている。
コンパクトな陣形で選手同士の適切な距離感が重要。
ただ、中央に意識がいきすぎて、サイドにスペースを与えてもいけないので、守備は細心の注意が必要。
★リトリートからのカウンター
耐える時間が長くなると予想されているので、なるべくスペースを与えない自陣で引いて守るでしょう。
そこから攻撃に繋げるとなると時間をかけることはできない。
少々強引なカウンターで仕掛けることも重要。
*チェック選手
ヤン・オブラク
リバプールの攻撃をストップさせ、少ない得点数でも勝てるようにしたい。鍵を握るのはセービングに定評のあるオブラクだ。
絶好調の時のオブラクは鉄壁で、間違いなく最高のキーパーだ。
この試合にその状態で出場すれば、勝率も高くなるはず。
個人的な意見
両チーム共、気持ちを全面に出すフットボールスタイルだが、要所で違いが現れている。攻めのクロップと守りのシメオネ。
とんでもない試合になるかもしれません!
球際や走ることの大切さを教えてくれる試合になると思うので、是非、中学生や高校生の人たちに観てもらいたいと思います!
試合が待ちきれませんね〜!
試合後のレビューも書くつもりなので、
よろしくお願いします!
それでは、また!!